多嚢胞性卵巣症候群で妊娠・出産した話①

出産・子育て

【①多嚢胞性卵巣症候群とは~診断されるまで】

妊活中、同じ病気を抱えながら出産をした方々のブログを読み、とても勇気を貰いました。
悩みを抱える方のお役に少しでも立ちたいと思い、自身の経験を綴ろうと思います。
ざっくりと妊娠・出産に至るまでのフローは以下です。
生理不順→結婚し妊活スタート→多嚢胞性卵巣症候群と診断→タイミング療法→人工授精→妊娠・出産→産後3か月で生理再開

まずは多嚢胞性卵巣症候群はどのような病気か書かせていただきます。
島根大学医学部産科婦人科のページより↓
『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられます。排卵されない卵胞は卵巣にとどまるため、超音波検査でみると、たくさんの卵胞(嚢胞)を認めることから多嚢胞性卵巣と呼ばれます。症状として無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。排卵しないため、不妊の原因になることもあります。』

ホルモンバランスの乱れから排卵がうまく起こらず妊娠しにくくなる病気です。
原因は特定できないことが多いのですが、ストレスや生活習慣の乱れが一因とも言われています。

私は中学1年生で初潮を迎え、それから3回程は自然に生理が来ました。
その後ぴたりと来なくなり、そのまま中学を卒業しました。
高校生になり、そろそろ病院で診てもらおうと近所の産婦人科を受診しました。

特に細かな検査はせず、生理を起こさせるためにピルを処方されました。(アンジュ28錠やトリキュラー錠28)
高校、大学、社会人と、妊活を始めるまで飲み続けました。
大学時代に先生から言われたのは、《生理が起こらず子宮を使わないでいると、必要がない臓器と見なされて機能が衰えるので、今はピルで生理を起こさせます。妊娠したくなったら治療方法は変わるので言ってください》

その時、ずっと気になりつつ怖くて聞けずにいた事を先生に聞きました。
「私は子供ができにくいですか?」
《そうですね。普通の方よりできにくいと思います。》
ついに聞いてしまった。そして恐れていた答えが返ってきた。
帰宅後、一人の部屋で号泣しました。
子供が大好きなのに自分の子供ができないかもしれない…とても辛い事実でした。

なぜ周りと同じように生理が来ないのか分からず、処方されるピルを飲むだけの日々に大きな不安と焦りを感じていました。この悩みを打ち明けた友人から、《私の母親もそういう体質だったけれど、2人子供産めたよ》と声を掛けてもらった時は、気持ちが楽になり非常に励まされました。

その後結婚し、妊活を始めようと不妊治療もできる別の産婦人科を受診しました。
初診時にこれまでの経緯を伝えたところ、多嚢胞性卵巣症候群の可能性があるから検査しようと提案され、血液検査と超音波検査を行いました。血液検査の結果、ホルモンバランスが悪く、多嚢胞性卵巣症候群の特徴を示す数値が出ていました。また、超音波検査では数珠繋ぎのような卵胞が確認されました。診断結果は多嚢胞性卵巣症候群。

長年悩んでいた事に病名が付き実態が明らかになり、とてもすっきりしました。
こんなにすぐに分かるなら、もっと前から色々な病院に行けばよかったと思いました。
しかし結局妊娠を希望しないうちは、ピルを飲んで生理を起こす対処になると言われたので、処置自体は変わらなかったそうです。ただ、自分の体に何が起きているか知っているのと知らないのでは気持ちの持ち様が全く違うので、複数の病院を受診することは大切だと実感しました。

多嚢胞性卵巣症候群と分かった上で、不妊治療を開始しました。

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